「ドカ雪」で生活大混乱 GS在庫切れも

02/12 17:41
3連休の最終日も、各地で記録的な大雪。この冬初めて積雪が4メートルを超えるところもあり、ガソリンなどの供給不足にも、不安の声が聞かれた。
降り続ける雪は、視界を遮り、明るい朝の時間帯でも、車はライトをつけて走行。
歩行者は、傘を差すのを諦めていた。
12日午前8時半ごろ、新潟市中央区では、非常に強い風とともに細かい雪が降り、橋の先も真っ白で、よく見えない状態になっていた。
午後2時、青森市郊外では、地吹雪が発生し、視界が数十メートルしかない状況となっていた。
強烈な寒波の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に強まっている雪。
山形・大蔵村の肘折では、この冬初めて、積雪が4メートルを超えた。
これは、全国でも4年ぶりのこと。
高知駅前に立つ、坂本龍馬像も寒さに震え、市中心部に架かる赤い「はりまや橋」も、うっすらと雪化粧。
街では「きれいだし、テンションも上がります」、「高知には珍しい景色。ビックリです」などといった声が聞かれた。
高知市では、午前5時に、およそ11年ぶりとなる積雪2cmを観測した。
先週、記録的な大雪となった福井市。
午後4時の積雪は92cmと、市民生活に依然、影響を及ぼしている。
地元の人は「(雪は)早く終わってほしいです。出勤がめんどくさいから。時間がかかるんで」と話した。
懸命の雪かきが行われていたのは、通学路。
13日の学校再開を前に、保護者400人が総出で作業に臨んでいた。
ごみ置き場から、ごみ袋を運ぶ作業員。
福井市では、12日から、およそ1週間ぶりに、ごみの収集が再開された。
しかし、一方では。
福井駅前のガソリンスタンドでは、黄色い看板で「在庫切れ」、「入荷待ち」と書かれていた。
市内では、補給が間に合わず、多くのスタンドが営業を停止しているのが目についた。
そのため、開いているスタンドには、ひっきりなしに車が訪れていた。
ガソリンを入れに来た人は「(ガソリンを入れるのは?)1週間ぶりです」と話した。
福井県は、世帯あたりの自家用車の普及台数が全国1位と、生活に自動車が欠かせない。
福井県のドライバーは「福井は車がなかったら、生活できない。死活問題だね」と話した。
被害は、農業の現場にも及んでいる。
大雪により、農業用ハウスが倒壊し、アスパラが育てられない状況となっていた。
アスパラ農家は「(農業用ハウス)1つ50万(円)くらい。今まで雪で倒壊することはなかった。初めてのことで、ビックリです」と話した。
大雪による事故も相次いでいる。
越前市では11日、屋根の雪下ろしをしていた60代の男性が転落し、死亡。
福井県によると、今回の大雪関連による死者は、5人となった。
今後の雪は、どうなっていくのか。
朝鮮半島の白頭山(ペクトゥサン)にぶつかり、分かれた風が、日本海付近で再び合流し、雪雲が次々と発生。
これは、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる現象で、その猛威が、日本海側を中心に、大雪をもたらし続けている。
13日夕方までに予想される降雪量は、北陸地方で70cm、東北地方で60cmなどとなっていて、引き続き、大雪に警戒が必要となる。

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