日本人選手「無自覚のまま...」ドーピング「陽性」

02/13 18:49
平昌(ピョンチャン)オリンピックショートトラックの日本代表選手に、ドーピング疑惑。先日、カヌー選手の一件があっただけに、衝撃が走った。
2017年12月に行われた、スピードスケートショートトラックの全日本選手権。
この日、平昌オリンピックのショートトラック日本代表の1人に選ばれた齋藤 慧選手(21)。
その齋藤選手が2月4日夜、選手村で受けたドーピング検査で、禁止薬物「アセタゾラミド」に陽性反応を示し、暫定資格停止処分を受けたことがわかった。
日本代表選手団・齋藤泰雄団長は、「暫定的に資格停止を受け入れるほかに選択肢がなく、苦渋の選択」と語った。
もし、違反が事実であれば、日本勢では、冬季オリンピックで史上初めてのケース。
スポーツ庁の鈴木長官は、「スポーツのコンプライアンスですとか、ガバナンスですとか、インテグリティー(健全性)を強化している最中でしたので。非常にショックなニュース」と述べた。
今回、陽性反応を示したアセタゾラミドは、利尿剤などに含まれている成分。
公認スポーツファーマシスト・薬剤師・野村大祐氏は、「いわゆる『隠蔽(いんぺい)薬』と言われるのですが、筋力増強剤などを使用した場合には、早く体から排出させるために使われる可能性がある」と語った。
日本で入手するには、医師の処方箋が必要で、市販されているサプリメントや食品には、含まれていないという。
齋藤選手自身は、ドーピングを否定。
JOC(日本オリンピック委員会)を通じ、齋藤選手は「偶発的に起きた出来事により、禁止薬物が無自覚のまま口に入ってしまったものだとしか考えられません」、「自身の身の潔白を証明するために、戦っていきたいと考えておりますが、今それを要求することは、オリンピックを戦っているチームの皆に迷惑をかけると思ったので、暫定資格停止という決定を受け入れ、自発的に選手村を出て、チームを離脱いたします」とコメントした。
日本代表選手団は会見で、違反がなかったことを立証すべく、あらゆる努力をしていくとの姿勢を示している。

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