JCBが「AI無人レジ」の狙い キャッシュレス主導権争い激化

10/13 01:17
新たなキャッシュレス決済が登場。

都内にあるクレジットカード大手の「JCB」の社内の売店。

商品を手に取り、向かうのは、有人レジではなく「無人レジ」。

商品を台に置くだけで、価格と合計金額を表示。

支払いは、JCBが発行する電子マネー「QUICPay」と連動するスマホやクレジットカードをかざすだけで終わり。

利用者は、「(以前は)11時半とか12時半は、人が長蛇の列になってしまうが、そこが改善されたと思う」、「今では、瞬間的に会計できるので、スムーズにいける」などと話した。

JCBが、実証実験を始めている無人レジ。

実は、商品の識別にバーコードや電子タグなどは使われていない。

利用者は「どうやって、食器や商品を認識しているかというのは不思議」と話した。

その秘密は、最新の画像認識技術。

台に置かれた商品は、レジの上にあるカメラで、色や形が画像として捉えられる。

この画像は、あらかじめ名前や価格など、商品情報とともにAI(人工知能)に登録されている画像と照合し、この情報がレジに表示される仕組み。

ではなぜ、無人レジの普及を進めようとしているのか。

JCBイノベーション総括部・塚田晃規氏は、「加盟店さまがいっぱいいらっしゃって、多くの加盟店さまが直面している課題として、人手不足や人件費高騰が叫ばれている中で、お店さまに新しい価値提供をしていきたいと考えて、今回、トライアル導入しております」と話した。

クレジットカード会社は、現在、加盟店から決済額の数%の手数料を徴収しているビジネスモデル。

スマホの普及にともない、情報通信やIT関連企業が、手数料無料でキャッシュレス決済に参入する中、AIを使った新たなシステムで顧客と市場を守れるのか。

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