第30回高松宮殿下記念世界文化賞 幸せを生み出す都市空間に

10/16 12:21
芸術・文化の分野での優れた功績をたたえる、高松宮殿下記念世界文化賞。
30回目を数える2018年の建築部門の受賞が決まった、クリスチャン・ド・ポルザンパルクさんの横顔を紹介します。

フランスを代表する建築家、クリスチャン・ド・ポルザンパルクさん(74)は、世界各地で作品を生み出してきた。

水彩画の画家としての顔も持ち、自身の想像力を作品に生かしている。

ポルザンパルクさんは、「わたしが描いた絵が実際の景観になり、まるで絵の中を歩いているようになるところが建築の魅力だと感じました」と話した。

パリのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)を卒業し、アメリカのコロンビア大学でも建築を学んだポルザンパルクさんは、1994年に50歳の若さで建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」を受賞した。
フランス人として、初めての快挙だった。

そして1995年、自身が拠点とするパリに、代表作「音楽都市」を完成させ、その名を一躍世界に広めた。

この作品は、コンサートホールや音楽博物館だけでなく、住宅やスポーツ施設が1つになっている。

ポルザンパルクさんは、「わたしはいつも、都市における建物の場所や背景、そしてそれを歴史や未来と、どう結びつけるかということを考えます。それらはとても重要です。同時に忘れてはならないのは、利便性、快適さ、そして幸福を生み出す空間をつくるということです」と話した。

現在は、中国や生まれ故郷のモロッコで新たな作品を手がけていて、活躍の場をさらに広げている。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング