11歳王者に粋なアナウンス 元王者の機長が祝福

10/16 19:31
11歳で最年少のオセロ王者となった福地啓介選手。
帰国便で祝福のアナウンスをした機長は、36年前の最年少王者だった。

福地啓介選手は決勝後、「今はうれしいっていうことだけ」と話していた。

オセロ界に誕生した、史上最年少チャンピオン・福地啓介選手(11)。
チェコで行われた世界オセロ選手権を見事制し、7段昇段も手にした。

15日、チェコから飛行機で帰国したオセロ界の若きスター。
経由地のドイツで、うれしいサプライズが待っていた。

離陸前の機内の映像。
機長が、「第42回世界オセロ選手権。ボードゲームのオセロでございますが、チェコのプラハで開催されました。本日、その世界チャンピオンをこの飛行機にご利用いただいております。今回のチャンピオン、最年少優勝記録11歳という快挙でございます」と、アナウンスで福地選手を紹介。

さらに、衝撃の事実が明かされた。

「実を申しますと、以前の記録は、私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録。今回、大幅な更新でございます。大変な快挙でございます」と、オセロの元世界最年少記録保持者でもあることを告白したのは、全日空の谷田邦彦機長(51)。

実は、谷田機長は、1982年に15歳で世界選手権を制覇したオセロの元世界チャンピオンだった。

しかも、36年前に打ち立てた世界最年少記録は、福地選手が優勝するまで続いていた。

つまり、かつての最年少記録保持者が同じ飛行機に機長として搭乗し、祝福のメッセージを送った。

実はこれ、偶然ではなく、全日空の粋な計らい。

世界選手権前から、谷田機長がパイロットとなるように調整し、サプライズ祝福が実現した。

そして16日、谷田機長が、「皆さんのご活躍をぜひご搭乗いただいた皆さまと分かち合いたく、お時間を頂戴し、機内アナウンスをさせていただきました。心から『おめでとう』を何度でも申し上げたいです」と、コメントを発表。

福地選手の反応はどうだったのか。

帰国便に同乗した日本オセロ連盟理事は、「福地君は小さいので、表情が見えなかったが、ご両親はとっても驚かれて喜ばれて、『えぇー!』というところだったので、(福地選手も)すごく喜んでいたと思います」と話した。

さらに、帰国した福地選手と谷田機長を空港で出迎えた中島哲也八段は、機内での裏話を明かした。

中島哲也八段は、「その話(アナウンス)をしたあと、谷田さんは涙を...。(谷田機長は)自分の記録が破られたちょっと悔しさはあるけれども、オセロ愛好家の1人として、めちゃめちゃうれしいことだという言い方はしていた」と話した。

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