「対策先送りでなく適正な手順」 被告人質問で東電元副社長

10/16 20:59
福島第1原発事故をめぐり、強制起訴された東京電力の元副社長が、東京地裁で開かれた裁判の被告人質問で、津波への対策について、「対策の先送りではなく適正な手順だった」と主張した。

福島第1原発事故をめぐって、東電の勝俣恒久元会長ら3人は、津波を予測できたのに対策を怠り、病院の入院患者らを死亡させるなどした罪に問われ、いずれも「予見は不可能だった」と無罪を主張している。

16日の裁判の被告人質問で、武藤栄元副社長(68)は、最大で15.7メートルの津波の試算結果の報告を受けたあと、直ちに対策を講じず、外部に研究を依頼したことについて、「試算結果の根拠を調べるためで、対策の先送りではなく、適正な手順だった」、「先送りと言われるのは大変心外だ」と述べた。

また、「武藤元副社長に試算結果を報告した際、『もっと数値を下げられないか』と言われた」とする部下の供述調書に対しては、「絶対にそのような発言はしていない」と強く否定した。

17日も、武藤元副社長への被告人質問が予定されている。

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