世界文化賞 絵画部門ピエール・アレシンスキーさんの横顔

10/17 12:30
芸術・文化の分野での優れた功績をたたえる、高松宮殿下記念世界文化賞は2018年、30回目を数えます。

絵画部門の受賞が決まったベルギーのピエール・アレシンスキーさん(90)の横顔をご紹介します。

ベルギーを代表する現代美術家、ピエール・アレシンスキーさん、90歳。

芸術家集団「CoBrA」で活動し、若くしてアートシーンに躍り出た。

1955年には、書道を研究するため日本を訪れ、「日本の書」と題した15分の短編映画を制作する。

アレシンスキーさんは、「わたしがひかれるのは、最小限の道具、紙、墨、筆を使って表現することです。最小の道具で最大の効果を発揮するのは、素晴らしいことです」と話した。

禅や書道に影響を受けたアレシンスキーさんは、キャンバスを床に広げ、書道用の毛筆で作品を描くようになる。

その後、アメリカに滞在した際には、乾きやすいアクリル絵の具の使い方を学ぶ。

そして、書道の流れるような筆さばきに磨きをかけ、新境地を開拓する。

アレシンスキーさんは、「わたしの作品は、今の方が若いと感じます。なぜなら、以前は先人たちにとらわれていたからです」と話した。

90歳の今も、創作意欲は衰えることなく、新しい作品を生み出している。

受賞式は10月23日、東京の明治記念館で行われる。

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