「お客の受け良くするため」元作業員証言 KYB免震データ改ざん

10/18 12:04
油圧機器大手のKYBと子会社が、免震や制振装置の性能の検査データを改ざんした問題で、子会社の元従業員が、FNNの取材に対し、「改ざんはお客の受けを良くするために、上司自らが部下に指示していた」などと、改ざんの実態を証言した。

KYB子会社元従業員は、「(新人の作業者が)数値がおかしいと、ばらつきが出ているのを上司に相談したところ、本当はこんなことをやったらいけないが、こうやって数値を変えて書類を出すようにと指示があった」と話した。

KYB子会社元従業員の男性は、FNNの取材に対し、検査データの改ざん方法は、現場を仕切る人物が指示していたと証言した。

また、検査データの改ざんは、お客の受けを良くするために、数値を良く見せたりするといった内情を明かした。

KYB子会社元従業員は、「製品の性能バランスを良くするために、一番性能の出方がいいようなところへ数値を持っていっていたようなので、お客さんの受けを良くするために、それをお客さんに指摘されたり、そういうのがないように数値を良く見せていたはず」と話した。

また上司が、改ざんの悪質性を認識しながらも、黙認していたとする様子も音声で残されていた。

KYBによると、出荷した免震オイルダンパーのうち、国交省や顧客の定めた基準を満たしていない製品は7割以上となる可能性があり、中には、性能検査と基準値の値が4割以上のずれがある製品が使用された医療施設もあるという。

KYBは、こうした建物でも、震度6強から7程度の地震でも倒壊するおそれはないと説明している。

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