クールジャパン機構「料理の動画の黒船」に出資 世界最大手に14億円

10/19 01:12
クールジャパン機構が、海外で人気の動画サイトと組み、日本の食や伝統工芸などのコンテンツを発信する。

都内のマンションの一室。
ここは、料理動画で世界最大級のアメリカのベンチャー企業、テイストメイド社のスタジオ。

テイストメイド ジャパン・ショーン・ニコルス社長
「今、アメリカでも、ヨーロッパでも、南アメリカでも、日本のことをみんなすごく知りたがっている。日本のすばらしいところ、日本のクールなところを伝えたい」

インパクトのある料理や、観光スポットなどを1分程度の動画にまとめ、インスタグラムなどSNSで発信。

世界での月間再生数が25億回を超えるというテイストメイド社に、官民ファンドのクールジャパン機構がおよそ14億円を出資することが、18日に発表された。

テイストメイド社は今後、クールジャパン機構からの調達資金で、日本に新しいスタジオを設置し、食材やレシピ、伝統工芸品など、日本発のコンテンツを世界に向けて配信。

12分の1の小さなキッチンで本物の食事を作る「ちびめし」という、日本版に変更した人気動画についても、配信を増やす予定。

日本文化の海外進出を促進するため、2013年に発足したクールジャパン機構。

ただ、出資先が事業に行き詰まるケースが目立ち、経常損失は、累計で100億円にのぼった。

そのため、2018年6月に経営陣を刷新。

今回のテイストメイド社への出資が、新体制の第1号案件となる。

クールジャパン機構 専務取締役・加藤有治氏
「われわれの意図というのは、テイストメイドさんの世界発信力ですね。よりおもしろく、日本の食や旅行を経験したくなるような、リッチなコンテンツを作れるように、積極的にご支援をしていきたいと」

日本に上陸して3年目のテイストメイド社の強力な発信力による、外国人観光客獲得への期待が高まっている。

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