急転...記者は「殴り合いで死亡」 サウジ政府初めて認める

10/20 17:46
サウジアラビア政府は、トルコ・イスタンブールの総領事館で行方不明になっていたジャマル・カショギ記者が、言い争いの末、死亡したと初めて公式に認めた。

サウジアラビアとしては、国際問題に発展した、この事件の幕引きを図りたい考え。

「口論がエスカレートし、殴り合いになり死亡した」。

カショギ記者が行方不明になってから18日。
ようやく、サウジアラビア政府が発表した声明文。

これまでは、「総領事館を出てから行方不明になった」としていたが、一転、関与を認めた。

一方で、「殴り合い」という言葉で、偶発的な事故を強調。
計画的な殺害を否定している。

また検察当局が、サウジアラビア国籍の18人を拘束。
ムハンマド皇太子の側近とされる情報機関の副長官など、5名を更迭したと明らかにした。

トランプ大統領は、「とても重要な1歩だと思う。想定していたよりも早く発表された」と述べた。

今回の発表を受け、アメリカのトランプ大統領は、事件については容認できないとする一方で、サウジアラビア政府の対応を評価した。

新たな局面を迎えた今回の事件。
しかし、いまだに多くの疑問点が残っている。

「わたしは(体を)解体するときに音楽を聴く。君たちもそうしなさい」。

イギリスの中東専門ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」は、カショギ記者への薬品の注射や、体の切断を指示する殺害時の音声内容を報道した。

今回の声明文では、殺害当時の詳細や遺体の行方について、一切言及がない。

さらに、事件のキーマンともされているムハンマド皇太子の関与は、今回一切触れられていないどころか、事件の調査委員会のトップに就任している。

真相がうやむやにされたまま、事件は幕引きとなるのか。

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