第30回世界文化賞 安倍首相からビデオメッセージ

10/23 19:45
優れた芸術家に贈られる第30回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式典が、東京の明治記念館で行われている。

平成元年(1989年)に始まった世界文化賞は、平成の時代とともに30周年の節目を迎えた。

常陸宮ご夫妻ご出席のもと、23日午後5時すぎから始まった授賞式典には、各界からおよそ250人が出席し、安倍首相によるお祝いのビデオメッセージも紹介された。

記念すべき30回目の世界文化賞の受賞者を紹介する。

音楽部門は、イタリアのリッカルド・ムーティさん。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など、世界の名だたるオーケストラを指揮してきた。
2010年からは、シカゴの交響楽団の音楽監督を務めている。

絵画部門は、ベルギーのピエール・アレシンスキーさん。
芸術家集団「CoBrA」で活動し、若くしてアートシーンに躍り出た。
1955年に初来日。
禅や書道に影響を受け、日本と深い関わりを持っている。

彫刻部門は、中谷芙二子さん。
代表作は、「霧の彫刻」シリーズ。
空間を使って表現するインスタレーションやパフォーマンスなど、形式を変えながら世界各地で制作を続けている。

建築部門は、フランスのクリスチャン・ド・ポルザンパルクさん。
集合住宅からランドマーク的建築物まで、数々のプロジェクトを手がけている。
1994年には、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した。

演劇・映像部門は、フランスを代表する女優、カトリーヌ・ドヌーブさん。
20歳の時、ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」でヒロインを演じ、一躍、世界的スターになった。
出演作は、100本以上にのぼる。
映画「万引き家族」で、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールに輝いた是枝裕和監督の次回作に出演する予定。

式典に先立ち、23日午前には、30周年記念レセプションが行われ、天皇皇后両陛下が出席された。

平成元年の第1回から、受賞者をお住まいに招いたり、レセプションに出席するなどして、世界的な芸術家たちと交流を重ねてきた両陛下は、受賞者1人ひとりを祝福された。

ドヌーブさんは、2019年に公開される是枝裕和監督の映画で主演を務めていて、皇后さまは、「監督とは仕事がしやすいですか」などと尋ねられていた。

式典では、日本美術協会総裁の常陸宮さまから受賞者に功績をたたえるメダルが授与された。

平成の時代とともに始まり、これまでに30カ国、154人の芸術家に贈られた世界文化賞。
23日午後7時から祝宴が行われる。

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