波乱の幕開け 本格論戦スタート 「外国人受け入れ」で火花

10/29 18:39
異論が噴出している、外国人労働者の受け入れ拡大法案。
小泉進次郎氏も参戦する一方、国会では、ヤジが飛び交う激しい論戦となった。

小泉進次郎議員が部会長を務める、自民党の厚生労働部会。

午前10時から始まった29日の部会でテーマとなったのが、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法の改正案。

自民・小泉進次郎厚労部会長
「きょうは議題が、新たな外国人材の受け入れと、厚生労働行政についてということで」

政府・与党が、今国会に提出するこの法案。
厚労部会では、外国人が増えることによる社会の混乱や、逆に、外国人の権利がおろそかにされることへの懸念が相次いだ。

自民・小泉進次郎厚労部会長
「(国民が)不公平感を持ちかねない」、「そういったことを放置したまま、受け入れることがあっては、将来に不安を残すことになりかねない」

部会では、改正案への要望をまとめた決議案を進次郎氏に一任。

他人の保険証を流用して受診する“なりすまし”への対応や、年金や医療などの社会保険の加入状況などを厳しく確認することなどが盛り込まれた。

終了後、進次郎氏は、時計を気にしながら退出。
衆議院の本会議の開会時間が迫っていた。

ところがそのころ、国会は、すっからかん。

衆議院の運営を協議する理事会で、高市早苗議院運営委員長が、国会改革に関する案を野党に諮ることなく公表したとして、立憲民主党などが猛反発。

結局、本会議は、45分遅れでのスタートとなった。

波乱の幕開けとなった国会の論戦。

代表質問も、「外国人労働者」が大きなテーマとなった。

立憲民主党・枝野代表
「これまで総理自身が否定してきた移民受け入れ政策への転換と、どう違うのか、明確な説明を求める」

安倍首相
「政府としては、いわゆる移民政策をとることは考えていない」
「国民の人口に比して、一定程度の規模の外国人、およびその家族を、期限を設けることなく受け入れることによって、国家を維持していこうとする政策をとることは考えておらず」

ヤジ
「そんな国、世界にありませんよ!」

安倍首相
「今回の制度改正は、この方針に沿ったもの」

ヤジ
「あり得ない!」
「勝手なこと言うな!」

安倍首相は、「移民受け入れとは違う」と否定。

さらに...。

国民民主党・玉木代表
「いくつの業種に、どれくらいの規模で、外国人が増えるのか」
「定住も可能というなら、どれくらいの人数が定住すると見込んでいるのか示してもらいたい」

安倍首相
「受け入れの規模や医療保険への影響に関しては、14の業種について、外国人材の受け入れ希望が示されており、受け入れの見込み数を精査している」

そして、29日午後...。

自民・小泉進次郎厚労部会長
「今後、政府におかれましては、列挙した厚労部会の決議のことを対応し、実現していただくよう、強く求めまして」

外国人労働者受け入れ拡大の法案は29日夕方から、自民党の法務部会で、了承に向けた最終調整が行われている。

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