首相の政治姿勢等で論戦 代表質問 衆参両院で

10/30 22:21
国会では30日、安倍首相の所信表明演説に対する代表質問が衆参両院で行われ、安倍首相の政治姿勢などをめぐって、論戦が繰り広げられた。

立憲民主・吉川沙織議員「政党間の批判は激烈化し、国会の重要な討議機能は機能不全を起こし、公務員は上を見て忖度(そんたく)し、政党同士はののしり合い、民主主義は危機的な状況に陥っている」

安倍首相「政治家が、激しい言葉で互いの批判に終始したり、行政を担う公務員を萎縮させても、民主主義の発展に資するとは考えません」

また、立憲民主党の吉川氏が「憲法遵守(じゅんしゅ)義務を負う安倍首相は、憲法に関する発言に、自制的・抑制的であるべきだ」と指摘したのに対し、安倍首相は、「首相が国会に議論を呼びかけることは禁じられていない」と反論した。

午後の衆院本会議では、野田前首相が質問に立った。

野田前首相「『政治は結果である』と、口癖のようにおっしゃる首相だが、ご自身は特筆すべき結果を何か残しているんでしょうか。『長さこそが、継続こそが力である』とおっしゃった本人が言うべきことではありません。『長きをもって貴しとせず』、この言葉を肝に銘じるべきではないか」

安倍首相「当然、在任期間が長いというだけで、結果が得られるわけではありません。しかし、大きな方向性の旗を高く掲げながら、長い期間、粘り強く政策を打ち続けることなくして、大きな結果を得ることなどできません」

野田氏は、6年前の党首討論で約束した国会議員の定数削減が「誠実に守られたとは到底思えない」と批判すると、安倍首相は、これまで衆議院の定数を削減したと強調したうえで、「民主党時代に皆さんは一議席でも削減したのか」と、不快感をあらわにした。

一方、共産党の志位委員長は、財務省の文書改ざんなどの不祥事がありながら、内閣改造で麻生財務相を留任させた理由をただしたが、安倍首相は、「麻生財務相には、再発防止や組織を立て直す先頭に立って、責任を果たしてもらいたい」と述べた。

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