後継者難のカレーの名店を公募 事業譲渡 新たなカタチ

11/02 00:43
後継者不足に悩む全国の人気カレー店に、新たなチャンスとなるかもしれない。

カレーチェーン「ゴーゴーカレーグループ」は1日、後継者不足に悩むカレー店を全国から募集することを発表。

利用するのは、転職支援サイトを運営する「ビズリーチ」の事業承継サービス。

この新サービスは、事業を譲りたい企業と、譲り受けたい企業をマッチングさせるオンラインサービス。

これまでは、買う側が、サイトに掲載されていた譲渡希望の企業に連絡を取る仕組みだったが、そこには企業名の記載もなく、地域、売上高などしかわからなかった。

そこで新サービスでは、譲渡を希望する企業の名前が開示され、譲るための条件なども細かく掲載されている。

今回、ゴーゴーカレーがこのサービスを利用するきっかけとなったのは、石川県で一番歴史のあるインドカレー店「ホットハウス」。

1981年に創業したこの店は、後継ぎがいないことから、閉店を考えていた。

「ホットハウス」名誉会長・五十嵐憲治氏(69)
「スタッフみんな、わたしが育てたからね。だからスタッフを切るわけにもいかないし。やっぱり誰かに継がせたいなと」

これを知ったゴーゴーカレーは、ホットハウスの看板、味、従業員をそのままに、事業承継のM&Aを行うことに。

また、店主の頭の中にしかなかったレシピを、専門家を交えて、およそ1年かけてマニュアル化。

12月には、このレシピを生かした2号店を横浜にオープンする。

ゴーゴーカレーグループ・宮森宏和社長
「お客さんに対しても良かったし、従業員も良かった」
「(ホットハウスの)先代も経済的に反映したし、われわれも新しいノウハウをいただいたし、ウィンウィンウィンだなと思う」

中小企業庁によると、2025年までに70歳を超える中小企業の経営者は、245万人にのぼり、その半数で後継者が決まっていないという。

ビズリーチ・南壮一郎社長
「一番大きな事業承継のハードルが、譲渡を検討している後継者がいない企業が、後継者がいないということに対して、情報を開示しない。後継者がいない企業(の問題)を表に出しながら、選択肢を広げていく」

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