寒さはどこへ? 連日の「夏日」 ポカポカ続いて“異変”

11/08 17:43
8日も、西日本で最高気温25度を超える夏日を記録。
季節外れのポカポカ陽気に、列島で異変が相次いでいる。

雲海の中に浮かぶ天空の城、福井・越前大野城。
紅葉する木々と雲海のコラボレーションが見事に浮かび上がるのは、年に10日ほどしかないという。

朝日に照らされた海面から霧が立ち上る、幻想的な風景「けあらし」が見られた北海道・稚内市。

稚内市沼川の最低気温は氷点下6.8度と、今季、全国一番の寒さとなった。

8日朝は、北海道の観測地点のおよそ半数となる86地点で、今シーズン一番の寒い朝となる一方で、立冬を過ぎても初雪が観測されず、北海道としては記録的な遅さ。

一方、夏日を2日連続で観測したところがあるなど、汗ばむ陽気となった鹿児島県。

さつま町柏原では最高気温26度に達し、薩摩川内市中郷でも25.2度と、10月中旬並みの暖かさとなった。

暦の上ではもう冬なのに、一向に寒くないその訳とは。

10月に発生した台風によって、暖かい空気が列島に押し上げられた。
さらに、前線に向かうように暖気も入り込んだことや、ここ数日の晴天続きもあって、季節外れの暖かさとなっている。

このポカポカ陽気で、東京都心では異変が。

東京・新宿中央公園で7日、視聴者のカメラがとらえたのは、なんと、セミとみられる鳴き声。

撮影した人は「あり得ないです。驚きました」と話した。

この想定外の暖かさに、悲鳴を上げる人たちがいた。

10月上旬に1kg139円の値がついていた白菜の価格は、下旬には85円まで下がっていた。

しかし、安いのに、「鍋物野菜」は売れず、お客さんは、「キャベツとホウレンソウ...ハクサイはまだ買っていない。(お鍋しようかなとは?)ありますよ。寒くなったらね」と話した。

アキダイ関町本店・秋葉弘道社長は「この暖かさの影響を受けて、非常に困っている。売れなくて困っている野菜が(手に)持ちきれなくなっている」と話した。

さらに、影響はほかにも。

暖かすぎて秋冬物が売れない緊急事態に。

買い物客は「(コートやダウンは?)まだ着る気にならないですね」、「ダウンは見てない」などと話した。

ユニクロでは、10月、国内既存店の売上高が、前の年の同じ月に比べ10%減少した。

各百貨店でも、秋冬物の売れ行きが落ち込んでいる。

季節外れの暖かさは、この週末まで続く見通し。

一方、8日夜遅くから、九州地方では大気の状態が不安定となり、雨や風が強まる。

関東地方でも、9日の午後は強い雨に注意が必要。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング