中国の「カナダグース」開店延期 ファーウェイ騒動余波か

12/17 18:57
米中、そしてカナダを巻き込んだ「ファーウェイ騒動」。
あの人気のダウンの売れ行きにも暗い影を落とし始めていて、まだまだ広がりを見せそう。

高級ダウンジャケットで知られる、カナダの人気ブランド「カナダグース」。

その中国本土1号店が15日、北京にオープンする予定だったが...。

店の前のロゴには、カバーがかけられたままで、入り口の前には、「しばらく開業を見合わせる」と書かれた看板が立てられていた。

オープン前日に突然、内装工事の遅れを理由に延期を発表した。

突然の開店延期。

複数の中国メディアは、中国通信機器大手ファーウェイの副会長、孟晩舟容疑者の逮捕騒動が影響したと分析している。

ウェイボより
「カナダグースが1元(およそ16円)になっても買わないよ!」
「“アメリカの犬”が作った服を着なくても死にはしない」

中国のネット上では今、「カナダ製品の不買運動」を呼びかける書き込みが少なくない。

アメリカ当局の要請で、孟晩舟容疑者を逮捕したカナダが、中国人の怒りを買い、対立する米中の板挟みとなっていた。

さらに、中国共産党系の環球時報は...。

「カナダに反撃する準備ができている」

専門家の話として、今後、中国政府が、カナダの農産物の輸入規制などに踏み切る可能性などについて報じ、カナダへの報復をちらつかせている。

神田外語大学・興梠一郎教授
「中国の教科書通りのやり方」
「カナダに対し、政治的にかなりダメージ出ることを経済面からやって、プレッシャーにしていく」

保釈された孟晩舟容疑者の身柄が今後、アメリカに渡らないよう、カナダにプレッシャーをかけているとみられる中国。

その影響は、さらに...。

神田外語大学・興梠一郎教授
「(米中の)対立が続く限りは、“火の粉”が、いろんな国に飛んでくる可能性はあるし、その都度、踏み絵をふまされる、“どっちの立場に立つか”と突きつけられる状況が増えていく」

米中の対立が続く限り、ファーウェイ騒動は収まりそうもない。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング