ゴーン容疑者を再逮捕 特別背任の疑い

12/21 21:12
日産の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が、特別背任の疑いで東京地検特捜部に再逮捕された。

逮捕容疑の1つ目は、ゴーン容疑者が2008年のリーマンショックの際に、自身の資産管理会社が抱えたおよそ18億5,000万円の評価損を含む金融派生商品契約の権利を日産に移し、損失を負担すべき義務を与えたという疑い。

2つ目は、ゴーン容疑者が、この契約を自身の資産管理会社に戻した際、評価損が残っていたため、銀行に信用保証をしてもらったサウジアラビア人の知人の会社に対し、日産の子会社から謝礼としておよそ16億円を支払わせて、日産に損害を加えた疑い。

結果的に、ゴーン容疑者が私的な投資で生じた巨額の損失を日産側に肩代わりさせた形で、特捜部はゴーン容疑者の自宅の捜索を再び行った。

ゴーン容疑者と前代表取締役のグレッグ・ケリー被告は、有価証券報告書に報酬を少なく記載した疑いで2度逮捕され、検察側の勾留延長の請求を、東京地裁が20日、却下している。

東京地裁は、検察官の準抗告を退けた理由について、「2つの逮捕事案が連続する一連の事案で、争点や証拠の重なり合いは抽象的ではない」と指摘し、勾留延長の必要性を否定している。

保釈される可能性が出ていたこの時期の再逮捕について、ある検察幹部は、「保釈されると、ゴーン容疑者は海外に逃げるだろうから、勾留する必要があった。証拠があるから再逮捕したまで」と話した。

一方、ケリー被告の保釈の可否について、東京地裁は21日中に判断しない見通しで、保釈は、3連休明けの25日以降となる公算が大きくなっている。

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