新元号めぐり保守派と“バトル” 「4月1日公表」舞台裏

01/04 20:03
新しい元号の公表は、4月1日に。
公表時期をめぐる、保守派との攻防の舞台裏に迫った。

集まった参拝客たちと、ハイタッチをしながら境内に入る安倍首相。

4日午後、片山大臣や桜田大臣ら多くの閣僚らとともに、三重県の伊勢神宮を参拝した。

参拝後、安倍首相は午後2時すぎから、年頭の記者会見に臨んだ。

安倍首相は「5月1日には、皇太子殿下がご即位され、改元が行われます。新しい元号はこれまで、改元にあたって決定、公表されてきましたが、今回は、国民生活への影響を最小限に抑える観点から、先だって4月1日に発表する考えです」と述べた。

天皇の代替わりにともない、5月1日から施行される平成に代わる新たな元号について、安倍首相は、施行1カ月前の4月1日に公表すると表明。

国民生活への影響を、最小限に抑えるためだという。

実は、4日の発表まで、政府・与党内では、元号の事前公表などに反対する勢力との激しいバトルがあった。

その中心人物が、安倍首相の側近で、保守派の衛藤晟一首相補佐官。

衛藤氏らが当初求めたのは、これまでと同じように新天皇が即位したあとに、新しい元号を発表するというもの。

しかし、システムの改修などに時間が必要だとして、菅官房長官や杉田官房副長官らがこれに反対。

急な改元なら仕方ないが、時期が決まっている今回は、失敗できないと主張した。

その後、保守派は、事前の公表についてはやむを得ないとしたものの、せめて新しい元号の公布は、新天皇のもとで行うべきだと主張したが、4日、安倍首相は「4月1日に元号を改める政令を閣議決定し、その公布は通常の政令制定の手続きに従って行う考えであります」と述べた。

4月1日に閣議決定し、現在の天皇陛下のもとで公布する考えを示した。

ある政府関係者は、最終的に4月1日公表と決まった理由について、「マイクロソフトのWindowsは“統一日”というのがあって、その日でないと更新できない。それが毎月1日なんですよ」と話した。

多くのパソコンで使われている基本ソフト・Windowsは、4月1日までに新元号を発表しないと、5月1日までに更新できないことがわかったという。

新元号の発表まで、あと3カ月足らず。

皇位継承前の新元号の発表は、憲政史上初めてとなる。

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