京王観光 JRで“差額不正” 団体旅行で悪質手口

01/10 12:27
京王電鉄の子会社、京王観光の大阪の支店が、団体旅行で、JRの切符を実際の参加者よりも少ない枚数で発券し、差額を不正に利益にしていたことがわかった。

京王観光によると、大阪の支店が、JR各社を利用するツアーを扱う際に、支店に設置されたJRの端末で、実際の参加者数よりも少ない枚数の切符を発券していたという。

JRでは、会社や駅によって、改札を通る団体客の数と、添乗員がまとめて出す切符の枚数を、旅行会社との信頼関係などから照合しない場合があり、京王観光は、そうした状況を逆手にとっていたとみられる。

参加者から集めた料金と、JRに払った料金の差額が不当な利益になったとみられ、観光庁は、不正の状況を調べたうえで、京王観光に対する立ち入り検査や、行政処分などを検討する方針。

では、どのように不正が行われていたのか。

手口を説明するため、数字は仮に設定する。

京王観光大阪支店が取り扱っている団体ツアーの参加者が、100人いるとする。

JRの切符代金が1人1万円だった場合、京王観光は、あわせて100万円を参加者から徴収することになる。

しかし、京王観光大阪支店に設置してある、JRの切符を発券できる端末では、実際の参加人数より少ない枚数の切符を発券していた。
これを、仮に80人分(80万円)とする。

そして、ツアー当日は、団体としてまとめて改札を通過するため、JR側も、駅によっては、発券した枚数と乗車人数が一致するか、照合していなかったという。

こうした状況を悪用し、京王観光は、参加者から集めた切符代(100万円)と、実際に発券した金額(80万円)の差額(20万円)を不当に利益としていたという。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング