吉田沙保里選手引退会見「もうすべてやり尽くした」

01/10 14:38
レスリング女子で五輪、世界選手権を合わせて16大会連続世界一の偉業を成し遂げた吉田沙保里選手が10日午後、東京都内で記者会見し、「レスリングはもうすべてやり尽くした思いが強く引退することを決断した」として現役引退を正式に表明した。

(吉田選手の会見)
私、吉田沙保里はこのたび、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断した。
自国で開催される東京オリンピックに出場したいという思いと、リオのオリンピックで銀メダルで終わってしまい、たくさんの方に、また金メダルを目指して頑張ってほしいという応援に支えられつつも、日々迷いながらここまで来た。
また若い選手たちの世界の舞台で活躍する姿を多く見るようになり、女子レスリングを引っ張っていってもらいたいという思いにもなった。
そして、あらためて自分自身と向き合ったときに、レスリングはもうすべてやり尽くした思いが強く引退することを決断した。
これまで長い間現役選手として頑張ってこれたのも、本当にたくさんの人の応援とサポートがあったからだと思います。
本当にありがとうございました。

Q今どんなお気持ちか?
3歳から始めたレスリング、33年もやってこれたことに本当にうれしく思うし、これまでたくさんの方に応援してもらって、この場をもうけさせてもらって感謝の気持ちを伝えることができたので、本当に今、ほっとしている。

Q最終的に決断したのはいつ頃?
リオのオリンピックが終わって、次は東京オリンピックだということは知っていたので、東京オリンピック出たいなという思いもあったし、銀メダルで終わってしまって、リオのオリンピックで、自分の父が生前、引き際が大事だよと、勝って終わることが大事だとずっと言われていたので、たくさんの方に金メダル目指して東京オリンピックに出てほしいとという声をたくさんもらった時に、本当に自分もまた頑張らないといけないのかな、頑張ろうかなと思った時に、すごく迷ってここまできたが、若い選手たちが世界で活躍する姿を見ることも多くなって、この子達にバトンタッチしていいのかなと思うようになったりとか、練習していても若い人たちの勢いも感じたし、やりつくしたなという思いもだんだん強くなったので、最終的に去年、12月の天皇杯の試合を見たりして心は決まった。

Q次の夢は?
いろいろありますけど、レスリング一筋でここまでやってきたので、レスリング以外のこともやっていきたいなという思いも強いですし、女性としての幸せというのは絶対につかみたいなと思っていますし、夢と言ったらそういうことになるかもしれませんが、来年の東京五輪があるので、自国開催ということで盛り上げていけたらいいなという思いも強い。

Q東京五輪にどう関わっていく?
東京五輪に向けて全日本もコーチたち、本当に頑張っているので、私も精神的な支えになったらいいなと思っている。

Q吉田選手にとってレスリングは?
人生の一つですね。レスリングがなかったらここまで私もなれなかったし、こうやってたくさんの方と出会うこともなかったし、レスリングを通していろんなことを学べた。いろんな人と出会えた。本当にレスリングのおかげだと思っている。

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