“北方領土”は「ロシアに主権」

01/15 19:20
25回目の首脳会談を前に、ロシアが強気発言。
北方領土交渉の行方は?

ロシアのラブロフ外相と14日、モスクワで会談した河野外相。
およそ4時間にわたり、北方領土問題を含む平和条約交渉を行った。

河野外相は、「立場に違いはあるものの、お互い主張をしっかり議論した」と述べた。

会談後の会見で、河野外相は「手応えはあった」と述べ、今後の交渉に自信をのぞかせていた。

しかし、実際の見通しは不透明。
ラブロフ外相は、北方領土について、第2次世界大戦の結果として、主権がロシアにあると認めないかぎり、何らかの進展を期待するのは非常に難しい、などと強くけん制。

さらに、「島が日本で“北方領土”と呼ばれていることは受け入れられない」と述べた。

日ロの隔たりが、あらためて浮き彫りになった。

ラブロフ外相のこうした発言に対し、政府関係者は「あんなの、国内(ロシア)向けだからいいんだよ。(交渉は)表と裏だから、表で何言ったっていいの。国内に向けての見せ試合だから」と、ロシア側の厳しい反応は、いわば織り込み済みであり、首脳同士の直接交渉に期待を寄せている。

交渉の推移を見守る、国後島出身の宮谷内亮一さんは「ロシアペースで動いてるなって。元島民がいる間に、領土問題をぜひ解決してほしい」と話した。

今回の外相会談をふまえ、22日には、25回目の日ロ首脳会談がモスクワで行われる。

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