「EU離脱」ビジネスで明暗 “紳士の国”でエゴまん延

01/17 19:29
はたしてどうなってしまうのか。

EU(ヨーロッパ連合)離脱案も不信任案も否決。
紳士の国の大混乱に、歯止めがかからない。

混迷を深めるイギリス政界。
「合意なき離脱」に陥るリスクは、ますます高まっている。

紳士の国として名高いイギリス。
その国は、今、紳士らしからぬ混乱と混迷に直面している。

EUからの離脱の条件を定めた協定案が、歴史的な大差で否決された一方、メイ内閣への不信任案も否決され、堂々めぐりの状況に。

「国民が求めたEU離脱を成し遂げることがわたしの義務であり、そうするつもりである」と、EU離脱に向け、強気な姿勢を見せるメイ首相。

ところが、21日を期限とする新たな協定案は、成立の見通しが立たない状況。

与党・保守党と最大野党の労働党に大きく分かれるイギリス議会だが、EUからの離脱をめぐり、与野党双方の内部で意見が分かれる一方、離脱協定案についても与野党双方の内部で立場が分かれている状況。

イギリス議会の混迷ぶりについて、フジテレビの風間晋解説委員は、「どういう形でEUから離脱するんだという、今の時点でも、議会は責任放棄しているんです。この無責任な感じでやっているこの問題に関して言えば、議会がまとまって責任を果たす覚悟ができるまで、この混乱状態は続いてしまうと思います」と話した。

こうしたイギリスの混迷を逆手に取り、ちゃっかり成功しているビジネスが。

倉庫を運営する会社。

期限である3月末、「合意なき離脱」という最悪な事態になった場合に予想される、物流の寸断。

それを恐れた企業が、倉庫への物品の備蓄を急いでいる。

倉庫会社社長は、「倉庫業にとって、今は売り手市場だ。通常通りの商売を継続するためには、備蓄は必要です」と話した。

イギリスに拠点を置く日本企業も、EU離脱への対応を迫られている。

イギリスの工場で大量の車を生産する、日本の自動車メーカー。

そのうちホンダは、離脱により、EUからの部品の調達が混乱すると想定し、4月後半に6日間、イギリス南部にある工場での生産停止を検討している。

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