統計不正調査も“お手盛り” 身内がヒアリング

01/25 01:07
勤労統計の不正問題。
「お手盛り調査」と批判が相次ぐ中、新たな問題が発覚。

根本厚生労働相は「正確性が求められる政府統計について、こうした事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、国民の皆さまにご迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と述べた。

24日に行われた国会の閉会中審査で、冒頭、毎月勤労統計の不正調査問題について、あらためて陳謝した根本厚生労働相。

そのうえで、雇用保険などが本来よりも少なく支給されている人について、3月から順次、追加給付を始める考えを明らかにした。

厚労省の特別監察委員会が22日、「組織的な隠ぺいは認定できない」とする中間報告を行っていたこの問題。

立憲民主党の大串博志議員
「外部の人じゃなくて、内部の人がヒアリングをしていたということですか」
「こんなお手盛りの調査ありますか」

一部の聞き取り調査を外部の有識者ではなく、身内である厚労省の職員が行っていたことが判明。

「お手盛り調査」だと批判が相次いだ。

根本厚労相
「(特別監察委の)構成メンバーの有識者が、局長級・課長級を直接やるようにして、そして(課長)補佐以下は、(職員が)お手伝いをしたということですが。その企画・実施は監察委員会にやっていただいた。それは変わりがない」

公明党の桝屋敬悟議員
「組織的隠ぺいはなかったと、いち早く結論づけているが、(厚労省は)解散的な出直しが必要ではないか」

立憲民主の石橋通宏議員
「監察報告の原案は厚労省が作ったと報告を受けたが事実ですね」

根本厚労相
「事務方がお手伝いで、原案というよりはむしろ、議論を整理したたたき台を議論の土台として示したのだと思う」

特別監察委員会の報告書のたたき台を、厚労省が作成していたという。

一方、総務省は、政府が特に重要と位置づける56の基幹統計について点検を行った結果、22の統計で、手続きミスなど不適切な事案が見つかったと発表。

今後、専門部会を設置し、基幹統計以外の一般統計を含め、再発防止策などを検討するとしている。

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