【独自音声+ドラレコ再現】「はい、終わり」は“軽い口調” あおり運転「殺意認定」

01/25 19:47
2018年7月、大阪・堺市で、あおり運転の車に追突され、男子大学生が亡くなった事件の裁判員裁判で、被告の男に殺人罪を適用し、懲役16年を言い渡した。

2018年7月、突然の悲劇に見舞われた、男子大学生の高田拓海さん(22)。

大阪・堺市でバイクを運転中、警備員の中村精寛被告(40)が運転する車に追突され、帰らぬ人となった。

検察は、中村被告が悪質なあおり運転の末、高田さんの命を奪ったとして、被告を殺人の罪で起訴。

FNNは、証拠となったドライブレコーダーの映像を独自入手した。

CGでその様子を再現すると、バイクが車の左側から前に出ると、中村被告はハイビームに切り替えた。

さらに、左に車線変更した直後、バイクも同じように車線変更すると...。

その後、バイクは急激に加速し車線を変更。

中村被告の車も、時速100km/h以上のスピードを上げた。

そして、被害者のバイクに追いつくと、96km/hに減速。

そのままバイクに衝突した。

中村被告は、その後、200メートル以上走り続けて停車。

そして、「はい、終わり」とつぶやいた。

この様子は、法廷でも流されたが、中村被告は殺意を否認。

あの発言については、「自分の生活が終わったという意味だ」と主張していた。

あおり運転に殺人罪が適用されるかどうかに注目が集まる中、迎えた25日の判決。

裁判所の判断は。
大阪地裁堺支部は、被害者が死んでも構わないという気持ちを持って、あえて衝突しているとして、被告の殺意を認定し、殺人罪を適用した。

また、中村被告の「はい、終わり」という発言については、軽い口調で、自分への悲しみや嘆きを吐露したとは到底考えられないとして、被告の主張を一蹴。

そのうえで、自分の犯行に向き合わず、償う姿勢がないとして、懲役16年を言い渡した。

この結果に、被害者の高田さんの母親は、「たった16年。拓海はあおられ、あおられ続けて猛スピードで突っ込まれ殺されました。それをたった16年。悔しいです」と語った。

(関西テレビ) (関西テレビ)

みんなの意見を見る

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング