大坂なおみ 世界ランク1位へ! 快挙に列島が熱狂

01/27 18:47
全豪オープンで日本人初優勝を果たした大坂なおみ選手(21)が、優勝から一夜明け、取材に応じた。
そして、激闘となった決勝の勝敗を分けたポイントに迫る。

4大大会2連勝の快挙。
一夜明けた大坂選手は、さすがに疲れた表情で姿を現した。

大坂選手は「日本語?...今の気持ちは、なんかすごくうれしいと、ちょっとびっくりした」、「(少しは休めたか?)4時間眠りました。思ったよりたくさん眠れた」、「(食べたいものは?)やっぱり、カツ丼ね」などと話した。

決勝は、大坂選手が第2セットでマッチポイントを迎えたが、相手のサーブと自分のミスで、気持ちが切れ気味。

あと1ポイントが決められず、曇っていく表情とともに、第2セットを失ってしまった。

大坂選手の目には涙が...。

トイレットブレークを要求し、タオルをかぶってコートをあとにした。

気持ちの切り替え。
続くファイナルセットは、再び大坂選手らしいテニス。
フォアハンドでコースをついた。

そして、再び迎えたマッチポイント。

大坂選手が全豪オープン初制覇。
アジアの選手で初めてとなる、世界ランキング1位の座が確定。

優勝の瞬間、現地のパブリックビューイングでは、感激で泣き出す人も。

観戦していた人は、「こっちが緊張してたので、うれしいです」と話した。

そして、北海道・根室に住む大坂選手の祖父・鉄夫さんは、「えらいなと思うよ。つらい中で、1人でコートの中で戦ってるんだから。本当に誇りに思いますよ」と話した。

根室市役所には27日、優勝を祝う垂れ幕が掲げられた。

熱戦から一夜明け、地元の新聞も1面で「大坂選手の栄光」と見出しを打って、大きく報じている。

試合を見た人は「本当に素晴らしい試合だった。みんなナオミのことは大好き」、「(新しいスターになれる?)もうスター選手だよね」などと話した。

世界を魅了してやまない大坂選手。
偉業を成し遂げられた理由とは。

元プロテニスプレーヤー・杉山愛さんは、「『精神力の強さ』を見せつけてくれた大会だったと思う」と話した。

元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが考える、大坂選手の勝因。
それは、強靱(きょうじん)なメンタルだった。

第1セットを先取した大坂選手は、取れば優勝が決まる第2セットで自らポイントを失うと、ボールをたたきつけたり、思うようにいかず悲鳴を上げる場面も。

主審にトイレットブレークを訴えると、2分間、必死に気持ちの切り替えを図った。

杉山さんは、「目の前まであったそのマッチポイントが、あっという間になくなってしまって、セットをとられた本当に難しい状態でしたから、そういう中で、トイレット休憩をとって、自分の心を整理して、もう一度戦える状態にリセットして、戻って来られた」と話した。

そして迎えた、運命の第3セット。
大坂選手は、いら立ちを抑え無心で臨んだ。

大坂選手は、「(わたしは)世界で一番強い選手と戦っているけど、第2セットを落としたあとで、急に『クビトバよりもいいプレーができる』と思えたんです。そんなことありえないけど。3セット目は、文字通り感情をオフにしました」と話した。

勝利を意識せず、冷静に1ポイントずつ積み重ねた大坂選手。
ついに、その瞬間を迎えた。

杉山さんは、「あと1本とか2本とかを意識せずに、目の前の『このポイント』に集中するような、クールな形で自分を抑えていた感じがしたので、なんて幅のある選手なんだと思いました」と話した。

進化を続ける21歳。
最後は、“なおみ節”でメッセージを届けてくれた。

大坂選手は「ちょっとなんかびっくりした。でも、なんか勝ちました...勝ちましたじゃない...英語でいいですか? みなさんこんにちは。なんとか優勝することができました。みなさんのご声援に本当に感謝しています」と話した。

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