“統計国会”本格論戦スタート 厚労相の責任 野党が追及

01/30 20:47
国会では30日、安倍首相の施政方針演説など、政府4演説に対する各党の代表質問が始まった。

トップバッターに立った、立憲民主党の枝野代表は、厚生労働省の不正統計問題をめぐり、根本厚生労働相の罷免を要求し、安倍首相はこれを拒否した。

立憲民主党・枝野代表
「統計と厚生労働省に対する信頼失墜を少しでも取り戻し、適切な善後策を進めるうえからも、事態の深刻さを理解しない根本大臣は、罷免すべきである」

安倍首相
「根本大臣には引き続き、不足した給付の速やかな支払いや、今回の事案の徹底した検証、再発防止の先頭に立って、全力で取り組んでいただきたいと考えている」

厚労省の不正統計問題について、立憲民主党の枝野代表が、「不適切な数値のままでは、適切な予算案や法案の審議ができない」と批判したのに対し、安倍首相は、「再発防止に全力を尽くすことで、政治の責任をしっかり果たしていきたい」と述べた。

また、安倍首相は、統計の不正について、2018年12月28日に厚労省から報告を受けたことを明らかにした。

代表質問では、根本厚労相の答弁をめぐって、ヤジが飛び交う場面もあった。

根本厚労相
「(2018年12月)21日に、(勤労統計の)10月分の確報値をそのまま公表したことについて、事務方に確認したところ、毎月定例の業務として事務的に公表したものであり、確報まで思いが至らなかったと聞いている」

一方、国民民主党の玉木代表は、日本とロシアが進める平和条約交渉について、政府の見解をただした。

国民民主党・玉木代表
「総理の言う、『日ソ共同宣言を基礎として』という意味は、2島先行返還ではなく、国後島や択捉島は永久に帰ってこない、2島のみという意味でしょうか」

安倍首相
「従来、政府が説明してきている通り、日本側は、ここに言う平和条約交渉の対象は、4島の帰属の問題であるとの一貫した立場である」

また、自民党の二階幹事長が、憲法改正についての考え方をただすと、安倍首相は、「国民のため、命を賭して任務を遂行する自衛隊員の正当性を明文化し明確化することは、国防の根幹にかかわることだ」と述べ、9条に自衛隊を明記する必要性を重ねて強調した。

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