独自取材! JAL制服が3案に絞られた舞台裏

02/03 18:33
パイロットの飲酒などトラブルが続く日本航空で、2020年に客室乗務員などの制服が一新されることになりました。
その最終候補が3つの案に絞られ、日本航空のウェブサイト上で、一般からの意見募集が始まりました。

FNN.jpプライムオンラインでは、今から半年以上前に、その舞台裏の密着を始めました。

2018年8月。
羽田空港の日本航空オフィスには、全国から集まった私服姿の客室乗務員たちの姿があった。

目的は、メーカーやデザイナーから寄せられた案のうち、13社30案のものを3つに絞るため。

この日の話し合いのポイントは、「憧れ・着たいデザイン」かどうか。
デザイン画を見ながら、気になる点をチェックしていく。

「お尻を隠したいですよね」、「丈が若干短い」、「華やかさに欠け、JALらしさがない」、そんな辛口評価が続いていた。

チームリーダーの吉川陽子さんたちも、「すべての年代に合う色やデザインは難しい」と語っていた。

これまでの日本航空の制服を振り返ると、高度経済成長期の1970年には、時代の勢いに乗って、ひざ上8cmの大胆なミニスカートを採用。

1996年には、「スチュワーデス」から「客室乗務員」に呼び方を変更するのに合わせ、働く女性をイメージし、シンプルなものになった。

時代に合わせて変化する制服。
今回は、SDGsなどの観点も入れた議論が続いた。

そして、2018年12月。
最終候補として残った、3つの案のサンプルが完成。
ウェブサイト用の撮影を経て、今回の一般公開となった。

A案は、シャープな赤のラインが特徴。
存在感のある力強さで、「安全」「信頼」を表現している。

B案は、着物からインスピレーションを得たデザイン。
増加する訪日外国人の目もひきそう。

C案は、袖の部分がふわっと膨らんでいて、スタイリッシュでありながら、柔らかい印象を与える。

ただし、見た目だけで決めるわけではない。

年が明けて1月上旬の夜。羽田空港の訓練施設に、吉川さんや仲間の客室乗務員の姿があった。
着ているのは、それぞれ3種類、別の制服。

食事を出す際に袖が邪魔にならないか。
業務の最中にボタンやベルトが引っかかったりしないか。
機能性をチェックするために集まっていた。

吉川さんも、「どれが選ばれてもいいように、機能をきちっと見ておくことが大事」と語る。

お客さん役がスマホで写真を撮りながら、時間をかけて入念に点検。
やはり、デザインと着やすさを両立するのは難しいと実感していた。

新しい制服のお披露目は、2019年夏の予定。

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