スシロー“5日から一斉休業”へ 思い切った決断のワケ

02/04 20:09
鮮度にこだわった寿司ネタはもちろん、フライドポテトやスイーツなどのサイドメニューにも力を注いでいる、人気の回転寿司チェーン「スシロー」。

利用客は、「デザートが好きですね」と話した。

回転寿司業界の年間売上高を比べると、「くら寿司」や「はま寿司」を抑えて、堂々の1位に輝いている。

業界トップを走るスシローは、基本的に年中無休。

しかし今回、驚きの発表をした。

それは、全国展開をするようになって以降、初となる一斉休業。

全国47都道府県に513店舗を展開するスシロー。

ショッピングモールなどに出店している11店を除く、ほぼ全店で、5日からの2日間、一斉に休業することを発表した。

利用客は、「お休みの日にあったことない。行けば、いつも必ず営業している」と話した。

スシロー全体の年間売上高は、1,748億円。

これを365日で割ると、1日あたりおよそ4.8億円。

2日間休むと、単純計算で、10億円近いダウンとなる計算。

そうしたリスクを負ってでも、一斉休業をする理由について、「従業員からの声もあり、働きやすい環境づくりにつなげるため、利用客への影響も考慮したうえで、この時期に一斉休業の形をとることにした」としている。

「休業日が欲しい」という、従業員の声を尊重したスシロー流の働き方改革。

休日の確保で、現場の士気が向上すると判断したという。

利用客は「いいんじゃないですか。働き手が少ないじゃないですか」、「飲食店でバイトしているので、働くならうらやましい」などと話した。

また、スシローの店長の平均年収は、およそ680万円と高額で、正社員の休日は年間108日以上と定められている。

厚生労働省によると、飲食サービス業などの平均離職率は30%なのに対し、スシローの離職率は12.4%と半分以下の水準。

2018年4月、スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長は、「働く方が快適に、ストレスなく働けるような、職場環境を作ることを大前提として、今、いろいろと取り組みをしている」と話していた。

人手不足が深刻化する中、働き方改革が進む外食業界。

年中無休の営業スタイルが、当たり前でなくなる日は、すぐそこなのかもしれない。

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