ベトナム開催...背景に何が?

02/06 17:45
アメリカのトランプ大統領が、米朝会談を2月末にベトナムで開催することを発表しました。

ベトナム・ダナンから佐々木亮記者がお伝えします。

ダナンの国際空港に、トランプ大統領の事務所の関係者が2人、到着したという。
ダナンで行われる可能性が、また一段と高まったといえる。

(ベトナムで会談が開かれる意味とは? アメリカ・北朝鮮、それぞれの思惑はどんなものが見えるか?)

ベトナムで開かれるという意味だが、まず、アメリカにとっては、ベトナムはかつての戦争の相手だが、その後、国交を結び、現在は有効な関係を保っている。

そのため、非核化交渉で劇的な進展が見通せない中、ベトナムで米朝会談を行うことで、米朝関係を「敵対的な関係から友好関係にする」という、象徴的なメッセージをアピールできるという側面はある。

また、北朝鮮にとっても、ベトナムは外交関係があり、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の専用機が飛べる距離にもあることから、準備がしやすいというのも大きい。

また、ベトナム政府としても、当初から米朝会談の場所を提供することを積極的に申し出ていた。

特にダナンは、2017年にAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を主催した経験があり、安全の確保もしやすく、有力な候補地となっている。

(中国の習近平国家主席も、同じタイミングでベトナムを訪れるのではないかという報道もあった。この件に関して、新しい情報は?)

トランプ大統領が、アメリカのテレビの取材に対して、今回のアジア外遊中にも習主席との会談も検討していると述べたと、報じられた。

ただ、その米中会談の場所が同じベトナムなのか、また、金委員長との会談のあとなのか、前なのかは、言及されていない。

米中の関心事である貿易協議の交渉期限は3月1日と、この外遊直後のタイミング。

もし、同じベトナムで行われれば、北朝鮮の非核化と米中貿易摩擦をめぐる2つの首脳会談で、駆け引きが激しくなる可能性がある。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング